11月22日~24日にかけて第1回五教科謎解き能力検定が行われました!
ボードゲーマーの皆様はゲームマーケットに行かれたかと思いますが
私は残念ながら事情により別件で他県に赴いておりました。
で、出先で時間を取って受けられるかどうかが定かではなかったのですが
何とかなりそうだと思い立ち、当日申し込みで受検したので
特に事前の受検表明もしていないのでアレですが、謎検の説明と結果発表を行います!
前回の謎検についてはコチラ↓
謎検とは?
リアル脱出ゲームでおなじみのSCRAPが主催する謎解き能力検定。
その名の通り謎解き力を試すための検定で、通算では今回が6回目の開催となります。
五教科謎検とは?
そんな謎検ですが、今回は趣向を変えた新しいバージョンが登場。
それが五教科謎検です。
「五教科」と名のつく通り、国語・算数・理科・社会・英語を題材にした謎となっており、
従来の謎解き力に加えて多少の知識も必要となっています。
そしてこれまでの謎検とは違うところがもう1つ。
今までは〇点以上で×級、△点以上で□級…といった形式でした。
例えば前回の謎検で73点取った私は70点以上の準2級に該当する、といった感じです。
逆に満点を取れば1級、といった具合。
ですが今回は〇点以上で合格、それ未満だと不合格という
漢検、英検のような一般的な検定スタイルにチェンジしています!
今回開催されるのは3級、合格点は70点以上のため、70点取れるかどうかがすべてです。
ちなみに3級は要求される知識レベルが小学校の内容(現行の学習指導要領準拠)で、
今後2級(中学レベル)、1級(高校必修レベル)の開催も言及されています。
詳細や練習問題が見たい方は公式サイトをチェック!
申し込み・受検はネットで簡単!
謎検は申し込みも受検もインターネットで行います。
事前申し込みなら受検料が少し安くなる他、
期限に余裕があれば謎検書籍付きで申し込むこともできます。
また、今回の私のように急に時間がとれたという場合でも当日申し込みで飛び込み参加が可能。
受検も開催期間中なら(初日と最終日は開始時刻、終了時刻がありますが)いつでもOK。
場所もネット環境があればPCからでもスマホからでも、自宅でも出先でもどこでもOK。
(ただし謎を解くにあたって紙とペンはほぼ必須、そして落ち着いた環境の方がいいでしょう)
私は土曜の深夜(というか既に日曜)に出先のホテルでノートPCを広げて受検。
こんな風にフレキシブルな受検スタイルが可能なのはものすごく魅力的です!
受検から結果発表まで…
受検前の目標と雑感
今回は前回みたいに〇級目標かなぁ…という感じではなく、
ほとんどの人は分かりやすく「合格」が目標になったのではないかと思います。
(一部の満点常連者は順位戦をしているようですが)
第5回謎検の60分100問に比べると今回の45分30問は優しいように見えますが、
その分時間がかかる問題、考えなければならないポイントが増えそうだなぁという印象。
また、前回が一応73点なので単純にそれが謎解き力だとすると合格が見えなくもない?
まぁ5教科知識が必要な上に問題数も時間も違う時点でアテにはならないですが。
というか第5回謎検はマジで問題を秒で解かないと間に合わなかったしw
受検中の思考
まず目についたのは、各問題に配点が書いてあること。
まぁ100問なら1問1点ですが30問ならそりゃ傾斜配点にもなるよねってことですね。
そうすると前回とは別の焦りが生まれてくるんですよ。
そう、配点の高い問題が分からないときの絶望です。
全部が1問1点なら、難しそうな問題は落としてもいいや、といいますか、
あの瞬殺問題とこの熟考問題が同じ重みだからまぁいいや飛ばそうって感じだったんです。
しかし今回は5点とかの問題が分からないとそれだけでマイナス5点。
しかも明確なボーダーラインがあるがために落とせるのは30点までだから大変!
ついでに、今回は全問記述式だったので前みたいに勘埋め正解はできず
ある程度ちゃんと分かってる問題じゃないと答えられない。
それにより、分からない問題は埋めない派と勘でも埋める派という溝はできず
全体として真の実力が出やすくなりそうだなぁと感じました。
時間感覚は終了直後のTwitterに書いたのでそのまま貼ります。
残り13分45秒くらいでとりあえず一通りの問題を見終わる(飛ばし多)
— fruit (@fruit_like) November 23, 2019
そこから分からなかった、時間かかりそうで諦めたものを10分ちょっとで解き直す
残り3分くらいで既に解いた問題の表記ミスがないか確認
(謎険ではひらがな○文字でみたいな指定がなければ表記自由だけどあったら従わなければならない)
そして最後の1分半で頑張れば解けそうな未解決問題に再着手するも解けぬままタイムアップ
— fruit (@fruit_like) November 23, 2019
前回みたいに一瞬で分からなければ飛ばしてそれでも残りわずか、といったことにはならず
1/3弱の時間を残して一通りの問題を見終えることができました。
そこから解き直しタイムでいくつか解けたものもありつつ、
最後の方で見直す時間も取れました。
ラストは諦めて検定終了すれば順位が上がるかもしれないなぁと思いながら
結局最後まで考えちゃいました、答え出なかったけどw
終了後の感想
第一声はコチラ。
謎検受験終了!
— fruit (@fruit_like) November 23, 2019
ふぅ…ちょっと途中焦ったけど見返しで解けた問題が結構あった
さっきも書いた通り、今回はちゃんと見返す時間がとれたので
そこでいくらか追加得点につながりました。
出来栄えは…
タイムアップ直前にババっと数えたところ(数え間違えの可能性はあるが)
— fruit (@fruit_like) November 23, 2019
解けなかった(白紙)問題が14点分、一応埋めたけど不安な問題が8点分
合格ラインは70/100点なので、他にミスらしいミスをしていなければ合格の可能性は一応あり
もっとも、ミスで不合格もありえる微妙なラインではあるけども
とりあえず無回答が14点分あるのでどれだけ良くても最高で86点。
不安な問題が全部ダメだった場合78点。
と、ここだけ見ると合格圏内に入れてるかな?というのが率直な感想でした。
とはいえミスはつきもの。
自信満々に合ってると思って答えた問題が違ってたということがありえなくはない。
それが高配点の問題だったら…((((;゚Д゚))))
これが傾斜配点の怖いところです。
ちなみに無回答は3点、5点、6点の3問、不安は3点、5点の2問。
お待ちかね!結果発表!
さて、長々と引っ張ってしまい申し訳ありません。
いよいよ結果発表に移りたいと思います!
さて、第1回五教科謎解き能力検定。
結果は…
合格っっっ!!ヾ(*´∀`*)ノ
70点のボーダーラインを見事突破し3級合格を果たしました!
総合成績
では詳しく見ていきましょう。
まずは得点と順位から。
81点、かなり余裕のある合格!
内訳で言うと、前述した無回答問題は当然14点全失点、不安問題は5点の方が間違ってました。
それ以外は特にミスなく回答できていたのでこの点数、というワケです。
というかそれより気になるのは平均点の64点。
合格ラインが70点なのに64点。
えっ、そんな感じなんだ、ぶっちゃけ6~7割は合格するものなのかと。
これについて公式発表によると…
🎊第1回 五教科謎解き能力検定 結果発表🎊
— 謎検 (@nazoken_scrap) November 25, 2019
受検者総数:2801名。平均点:64点。3級獲得者:1343名🏆
ご参加いただきありがとうございました❕❕
個別成績は下記よりご確認ください。https://t.co/0cs9EpnTyq #五教科謎検 #謎検
なんと半数も合格していませんでした。
それでも合格できたのは嬉しい。
てか前の謎検で71点平均の73点だったところを見ると五教科の方が私に合ってる?
あるいは小謎タイムアタックより普通謎普通時間の方が向いているとかかな。
そして順位は2801人中740位!
前回の4300人中1874位と比べると五教科自体がスピンオフだからか
受検者数は大幅に減っちゃってますが、大躍進と言っていいのではないでしょうか?
というか上位1/4近いくらいの層になりますね、すごい( ゚Д゚)
謎解き力詳細
さらに能力別、教科別グラフと得点分布図を見てみましょう。
まずは能力別ですが、推理力がなんか残念なことになっています。
反対にひらめき力、注意力、分析力はかなりの高水準。
第5回謎検と比較するとこんな感じ。
第5回謎検 | 分析力>>ひらめき力≧推理力>>注意力>持久力 |
第1回五教科謎検 | 分析力=ひらめき力=注意力>持久力>推理力 |
今回の方が時間に余裕があったからか持久力がちょい上がり。
逆にどうした推理力って感じですね…まぁ元々推理とかあまり得意じゃないですが。
次に教科別。
英語アレルギーなのに英語満点というのはどうかしている…が、まぁ小学校レベルですから。
私が挫折したのは高校の時だし。
反対に社会は…うん…歴史とか全然覚えてないなって思いました。
正解してた3点の不安問題も歴史系だったんですけど、正直半分は分かってなかったしw
それにしても全国平均のグラフ、平均64点という割には小さい気がするのは気のせい?
思いっきり私のグラフがすっぽり覆っちゃってるし。
で、得点分布については前回同様最頻値。
でも最頻値が平均値を含んでいた前回と違い、かなり上に振れています。
形としては綺麗な山型ではなく79~75点がちょっとへこんでたりするのも特徴かも。
ちなみに99~95点が大幅に少ないのは最終問題のせいでしょう。
配点6点、正答率5.6%の問題なのでそれが解けない時点で94点以下が確定。
逆にそんなの解けてる人は満点勢が多く、
最終問題解けたのに他でミスしないとここには入らないので。
今後の抱負
今のところ次回の謎検開催については告知が出ていないので何とも言えないのですが、
今まで年に2回、5月と11月にやっているような感じっぽいので
これまで通りなら2020年5月のどこかの週末に開催される可能性が高いです。
(ついでに言うと毎回ゲムマとかぶりがちな謎検ですが、
2020春は4月25日~26日なので謎検も4月になるのか、はたまたかぶらないのか気になる)
第6回謎検となった場合は第5回と問題数、制限時間に変更がある可能性はあるものの
第5回の準2級を超える2級の取得を目指していきたいです。
第2回五教科謎検の場合、3級はもう合格してしまったので
2級が開催されるならそちらの合格が目標となるでしょう。
(もし1級が同時開催されたとしても…高校レベルはなぁ…中学レベルはともかく…)
そのためにもリアル脱出ゲームやTwitter上の謎など、今後もちょくちょく謎に触れて
次回までに謎解き力が少しでも上がってるといいなぁと思うのでした(*´▽`*)
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