富士 -脱出-

プレイ記

富士山に足を踏み入れた一行。
しかし奥地に到達した我々を待ち受けていたのは
何百年ぶりかもわからない富士山の噴火だった…。
迫りくる溶岩、果たして生きて帰ることが叶うのか!?

ということで今回は最近増えてきているような気がする
海外の方の日本モチーフボードゲームの1つ、富士を紹介!

今まで持ってるボドゲばかり紹介してたのですが
持ってないボドゲにも面白いものがたくさんあるので
カテゴリ分けして記事化してみる試み(・ω・)
※いろいろと雑かもしれませんがご容赦を…

全景はこんな感じ。

マップはマスがカードになっていて、
配置はもちろんその形状も何種類かあるため
毎回違うスリリングな展開が楽しめる。
そして左下にちょこっと見えてる赤いカードが噴火しちゃった富士山。
右の方にチラっと見えてる黄色いカードが安全地帯。
富士山付近のマスからスタートし黄色のマスを目指します。

1ラウンド経過ごとに溶岩に隣接しているマスに溶岩がやってきます。
カードを裏返すと燃える仕様。
こんな感じ。

イラストの雰囲気がすごく危機を感じさせるような気がする。
そして誰か1人が溶岩に呑まれたら問答無用でゲームオーバー。

じゃあどうやって逃げるかというと、ざっくり
ダイス振る→行き先相談→ダイス振り直し→結果確認
を繰り返すことでゲームが進みます。

まず衝立の中で全員ダイスを振ります。
そしてその結果をもとに行き先を相談します。

結果というのがどういうものかというと、
各カードの下にダイス目や色が書いてますよね?
その条件に該当するダイスのみ有効となり、
有効なダイス目を足した数が得点、という感じになります。

例えばこれらのカード。

上のカードは「黄色いダイス」か「6の目のダイス」、
下のカードは「2の目のダイス」か「4の目のダイス」のみカウントされるということになります。
そして自分のダイス結果が下のような場合。

上のカードの場合、全部のダイスが有効になります(すべて黄色か6のどちらかの条件を満たしているため)。
つまり5+4+6+3+6+6=30がそのカードにおける得点。
逆に下のカードの場合、上段中央の黄色の4の目のみ有効となるため得点は4。

で、この得点が両隣の人と比べてどちらも自分が勝ってれば進めます。
例えばさっきの例だと、自分は上のカードの方が得点に自信がありますよね?
ということで、そのカードに進むことを行き先相談の時に宣言します。
しかし隣の人がもっと強い得点を叩き出しているかもしれないため、そこは要相談。

ですが、自分のダイス目は衝立の中で他の人は見ることができない。
そう、このゲームの最大の特徴は「自分のダイス目を言えない」ということ。
「このカードなら自信ある!」
「えっそこ私も結構良いんだけど…」
「それは自分全然ダメだから行っていいと思うよ」
みたいなことしか言えないのです。ニュアンスが大事。

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行き先が決まったら決められた回数の振り直しが行えます。
そこで自分の得点を高めたり隣の人の邪魔にならないようにしたりしましょう。
そこまで終わったらお互いの目を確認!
自分の行き先マスの条件で両隣と勝負してどちらにも勝ってれば無事進むことができます。

ただし!辛勝と圧勝には大きな差があります。
というのも、「何点差で勝ったか」によってダメージを受けてしまうのです。
例えば自分が10点、右隣の人が7点、左隣の人が3点だった場合、
進めるのは進めるのですがより高い得点の右隣との差をとって3点勝ちとなります。
この差が小さければ小さいほど大ダメージ!
そして一定ダメージを受けると、ダイス数が減ったり振り直し回数が減ったりして
誰かの体力がゼロになると溶岩に呑まれずともゲームオーバーになってしまいます(´;ω;`)

実際のプレイ風景。

人コマが現在地で丸コマが行き先。
私は紫で、赤か青のダイスがカウントされるマスに行こうとしているので
とにかく赤と青の目をたくさん出してます。
2とかあるのでちょっと得点は低めですが有効ダイスは5個。
ただ、隣の人(黒)が黄色か6のダイスがカウントされるマスに行こうとしてるのに
黄色と6を1個ずつ出しちゃってるので差が縮まるかも…な状況です。

ちなみに左下の方に写ってるのはキャラ能力とアイテムカード。
各キャラごとに特殊能力があります。
また、工具チップのマス(主に遠回りな場所)に止まると
強力な効果を持ったカードが手に入ります。

そんなこんなで溶岩との追いかけっこをしながら安全地帯を目指す。
この時はなんとか脱出成功でした…!

見てのとおり間一髪…!
この時やってたのは4段階ある難易度のレベル2でしたがそれでギリギリ(;´Д`)
(難易度が上がると差が小さい時のダメージが大きくなる)

このゲーム、私のダイス運を知ってる人からすると
「出して大丈夫かな…」となるらしいのですが、
単に大きい出目を出せばいいということでもないのがポイント。

実際にゲーム中に(振り直し込みで)出したコチラの結果。

一般的なダイスゲームではまぁ大体凄惨な結果が待ち受けていると思うのですが、
この時私が向かっていたのは1か2の目が有効になるマス。
つまりほぼ最強の布陣。

ということで、運が良くても悪くても、
自分の運を生かせるという意味でハマれるゲームです(*´▽`*)
悪運だって立派な戦力!

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