12月14日(土)のこと。
何だかんだで前回から半年ほどの間が空いてしまった身内会。
なんとなく消滅しそうな雰囲気があったものの忘年会がてら開催されたので
少し遅くなりましたが今日はその様子をレポ!
前回の様子はコチラ↓
メンバー
fruit
主催的ポジにして唯一のボードゲーマー。
他のメンバーは数個持ってる人が1人いるくらいなのでボドゲ持参担当でもある。
私が何も言わなければ消滅すると思うのでいつも声を上げてるのですが
今回は1人を除いて反応がなく…もうこのメンツで集まることもないかと一時期は思ってました。
大きいバッグいっぱいのボドゲに未だに慣れない皆さんから毎度驚かれてますw
YKさん
いつも自宅を貸してくれる人で、私以外で唯一ボドゲを何個か持ってる人。
声を上げても反応なかったしばらく後に会った時の当人の言いわく、
返事するタイミングを逃してしまったとか。
お詫びじゃないけど今回は自分がスケジュール調整するよと言ってくれたおかげで
半年ぶりにボドゲ会が行われる運びとなりました、ありがたや。
SCさん
典型的日本人タイプの人。
控えめなところもあるためになかなか表に出てこられないのと
何だかんだで忙しいために応答がなかったと思われる。
私がリアル脱出ゲームに行くようになったきっかけの人でもあるのだけれど
最近そういえば一緒に行ってないような気がするのでそちらもいずれ…。
TRさん
この中で1人だけ年下のクイズ王(私が勝手に言ってる)でいろんな知識が豊富。
唯一私が声をかけたときに返事をしてくれた人でもあり、
それならこの人は誘おうと先月一緒にリアル脱出ゲームに行ったりもした。
一方的にめちゃくちゃいい人だと思ってるので向こうが嫌じゃなければ今後とも仲良くしたい。
真面目さと面白さを兼ね備えたタイプ。
ダイジェスト
ではゲーム会の様子をザザザっと!
ボードゲームクイズ
SCさんが遅れてくるということで、ひとまずクイズでもと出したもの。
最近買った番次郎書店さんのクイズ本を2冊ほど持って行って遊んでました。
以下ハイライトです。
私「〇〇といえばヨーロッパのどの国の都市?わかんなくても勘で!」
YKさん「××!」
私「違いまーす」
TRさん「△△ですか?」
私「え、正解、何で、知ってたの?」
TRさん「いや、知らなかったですけど、響きでなんとなくそうかなって」
私、YKさん「「どゆこと!!」」
流石クイズ王TRさん、知らないことに対しても格が違うというか何というか…
正直一発で当てられると思ってなかったので本を2度見しましたw
というかヨーロッパの言語の響きって何よ。
第2外国語すらなかった世界線の私にはてんで分からないぞ…。
ドッペルソークレバー
ここでSCさんが合流したので4人でプレイ。
ドッペルソークレバーはガンシュンクレバーの続編のような感じで、
ダイスを使ったビンゴ風な紙ペンゲームです。
ということでダイス目がどうなるかというのはそれなりに重要な問題なのですが…!
今回はかなり高い出目が連発されたような気がします!
親プレイヤーは全部で3回ダイスを振れる権利があるのですが、
ダイスを取るとそれより小さい他のダイスは基本的にもう振れなくなるので
たとえ高い数字が出ていても小さい数字を取らないと3回振る前に振るダイスがなくなる…
というジレンマのあるゲームなのですが!
全部高い出目出しちゃえば問題ないよね!
ってまぁ…そうなのですが…なかなかここまで良い目が出ることはレアだと思います。
そして当然というか何というか、確率の揺り戻しが発生した場面がコチラ。
まぁ状況によっては必ずしもダイス目が高い方がいいとも限らないとはいえ
こんなに偏るものかなぁ…。
結果。
まぁ他の人は初プレイだったので多少は勝手がわかっている私が勝ちましたが…
もう何度もプレイしてるのに200点行かないのはしょぼい(´・ω・`)
全体的に子の時取れるダイスがイマイチだった感はあるけどね。
Choose チーズいっぱいver.
ねずみとチーズと時々ねこなゲーム。
元々のChooseはカード裏のチーズマークで得点管理をしていたのですが
やりづらいのでチーズチップがついてきたのがチーズいっぱいver.と言ってた気がする。
自分の前にねずみを置いたりちえカードと呼ばれる能力カードを使う他、
他の人が既に置いているチーズを奪いに行くことができます。
ねずみを手札から出した段階でチーズ1つはもらえるのですが、
奪うとさらに相手のねずみの上に乗っているチーズもまるごともらうことができます。
ただし、奪おうとした相手がロボねずみだったらそのカードを見られ(奪い返される危険)、
ねこの手下ねずみだったら逆に相手に奪われるという心理戦要素があります。
そんなこんなで中盤~終盤くらい。
私の前に置いているのは手下です←
他の人からねこの手下ねずみでチーズを奪ってきて、
3つ乗ってるのをエサに他の人が奪いに来てくれたら逆に奪い返してやろうという算段。
ただしねこの手下ねずみの上に乗ったチーズは最後まで持ってても得点にならない。
最終結果。
残念ながらねこの手下ねずみには誰も来てくれませんでした(´;ω;`)
ということで私の得点ははらぺこねずみの上に乗ってる4点だけ。
勝者は1匹のねずみで6点稼いだTRさん、途中で記憶混乱しつつも勝ってしまうとは…w
命の砂時計
正体隠匿系すごろく。
余命7日の少女を救いたい治癒陣営3人とお亡くなりにならせたい病魔陣営1人に分かれます。
序盤から快調に飛ばすのはYKさんとSCさん、
逆に振るわなかった私とTRさんはその補佐をするような展開に。
というのも、1人を進ませるのはその人が病魔だった時にかなりリスクなので
2人同時に進ませつつ動向を見守るというのが戦略になりやすいのです。
どちらも治癒ならそれでよし、どちらかが病魔なら早いとこしっぽ出してくれないかなぁ…
そう思いながらサポートする私と出目がイマイチで何もできないTRさん。
事態が動いたのはとある手番。
何でもないタイミングで全員1マス下がるを発動したSCさん。
(ちょうど誰か進ませるカードにいて1マス下がるともう1度使える等サポート有利な場面もある)
それまでイマイチ盤面が動いていなかったこともあり、
この挙動は流石に怪しい、他の治癒を下げて病魔勝利を狙っているのでは…?という空気になる。
そしてそれが決定打に。
最後で6を出したこともありYKさんがゴールに到着。
結果は…
病魔陣営でした\(^o^)/
これにはYKさんもホクホク顔、治癒陣営は完全にしてやられました。
ワーデミック
お題を満たす言葉でしりとりをするゲーム。
「4文字」「あいうえおのどれかを含む」「甘い」などいろいろなお題カードがあるので
それに合ったワードを早い者勝ちでしりとりしていきます。
最初は全員生きているのですが、ラウンド中に生存者が1人になった時点でその人がゾンビに。
生存者は場のカード+手札1枚の2つのお題を満たせばいいのですが
ゾンビは次ラウンドから場のカード+手札2枚の3つのお題を満たさなければならず
難易度がグッと上がります。
ただし、ゾンビが言葉を出せた時点でゲーム終了で
ゾンビとそのラウンド中ゾンビより先に出していた生存者が勝利となります。
逆にゾンビが出せないまま生存者1人になったらその人の勝利。
このゲーム、全部で3回くらいプレイしたのですが
何故か毎回最終ラウンドが私とTRさんの一騎打ちになるんですよ。
SCさんとYKさんが必ず先に脱落する。
ということで最後に特別マッチ、全員ゾンビ競争をやりました。
つまり全員手札2枚持った状態でスタートし、一番最初に思いついた人の勝ち。
引き直しは山札ある限りOKというルール。
最初の文字は前ゲームの最後の文字である「そ」。
そして決着時の場札と手札がコチラ。
そして見事クリアしたのは私!
難しそうなカードや考えても無理そうな手札は捨てつつたどり着いたこの2枚。
頭をフル回転してかなりの時間をかけて、ようやく導き出した答えは…
「ソクラテス!」
FILLIT
陣取り系のアブストラクトゲーム。
4人なのでチーム戦。
赤SCさん、黄TRさんの赤チームと、青fruit、緑YKさんの緑チームでの対戦。
自分の手番には以下の2つのことを1度ずつ行うだけ(順番は問わない)。
- 自分のポーンを壁か石、もしくは他のポーンにぶつかるまで直線に動かす
- 自色の石を1マス動かす(動かした先にあるものは石もポーンもタイルもまるごと入れ替え
で、自分のポーンが通ったマスは自分のタイルを置く。
(相手のタイルが既にある場合それを相手に返して自分の色に塗り替える)
そしてタイルをすべて先に置いた方が勝ちというシンプルルール。
石で相手の進路を妨害するだけでなく、
自分の石を自分のポーンと入れ替えて射線を通し一気に進むなどということもでき、
非常に戦略がモノを言うゲーム。
プレイ前の直感的には単純に頭の回転の速いTRさんが上手いのではという気が。
あとはアブストラクト慣れしているという観点では私に軍配が上がりそう。
逆にこういう戦略が苦手なのはYKさん、記憶ゲーとかは強いのに…。
で、大体予想通りというか何というか。
YKさん、相手がめちゃくちゃ射線通ってるのに全然妨害せず無意味な石を動かしたり
こちらが次の手番で躍進するための石配置を崩されたり…w
私もフォローはするのだけれど、1人で敵2人分を何とかするのは無理だった…。
こんな感じで、赤の射線通りまくってついでのように緑のチップが返されて…
まぁ大敗でした(;^_^A
今度機会があればTRさんと1対1でガチバトルしてみたい。
ブルーラグーン
ここでSCさんが帰宅されたためここからは3人でプレイ。
なんとなく大箱ゲームが欲しいという理由でさぬきボドゲフリマにて購入し、
よくよく見たらクニツィア大先生の作品だった陣取り系ゲーム(どんな紹介w)。
いろんな資源を集めつつ、島々を制圧(?)していきます。
得点方法が色々あって、資源を集めたり像を集めたりするともらえる得点や
いくつの島に渡れたか、各島に一番上陸したのは誰かなどなど
どこで得点を稼ぐかが結構重要になってきます。
前半戦と後半戦に分かれているのですが、初プレイは前半戦のみ推奨ということで
今回は前半戦だけやりました。
私は像を集めつつ、別々の塊だった右下の方を1つの塊にできそうだったので
それらをくっつけてできるだけ広い塊を作ることに(これも得点に絡む)。
こんな感じ。青が私。
オレンジのTRさんも同じようにひと塊を大きくして多くの島にまたがらせる方針の様子。
ついでに左下は島内マス数1位もかなり確定的。
紫のYKさんは戦略がよくわからず、他の2人がやった手でそれ強そうと思った手を
後追いでやっている感じでした。
ただ、資源と資源の間に置くことで2つの資源一気狙い(上の方で私とTRさんがやってる)を
中盤以降になってから気づいて「ずるい!自分も!」というYKさん…。
そりゃ資源の両取りなんて真っ先に狙うでしょとTRさんと苦笑いしてましたw
そしてそんな私は最大のひと塊が順調に育ってきたこともあり
終盤では全島制覇できそうだったのでそれも狙うという方針に。
ただ、それに気づいたとき盤面を再確認すると既にTRさんがちゃっかり全島制覇していて
うっはー流石抜け目ねぇ…!って感じでしたw
最終盤面。
結果は…
僅差で負けた…!
ダイレクトに得点になる像と最大塊の多島またがりボーナスを狙った私に対し、
高得点の島1位を狙ったもののそれ以外がおろそかになってしまったYKさんがちょっと離され、
低得点の島1位を細かく狙いつつ資源をガッツリ取ったTRさんが優勝!
まさか1人だけ4資源コンプボーナスを取れなかったことが効いてくるとは…
次回があれば後半戦までやって決着をつけたいです。
シノミリア
ここで3人いるのにシノミリアやろうと言ったYKさんの提案により
2人用心理戦ゲームが展開されることに。
fruit VS TRさん
提案しつつ観戦を決めこむ謎のYKさん、ということでTRさんとバトル!
まず1戦目、TRさんにとっては初めてのシノミリアということで、
初プレイ者に対しては徹底的に叩きのめすのがこのゲームの礼儀(嘘です)。
と、いうのも、ルールは簡単なのでひとまず飲み込んでもらえるものの
各ルールの意味(9が無限に使える、チップ黒出しの理由、チップを積むことの重要性、etc…)が
基本的に最初は理解できないのがシノミリアというゲームだと思ってます。
なので、とりあえずチップを積んでくる相手に対してパスをしているだけで
随分訝しんでくれるんですよw
そして気づいたときには手のひらの上…ということで当然のように勝利。
30対0、まぁ大体こうなります。
そして2戦目。
TRさんは聡いので、私がパスばかりする意味や急に黒チップを積んでくる意味を
この頃にはだいぶ理解していた様子でした。
チップも取られるだけじゃなく取れるようになってきた、よし、ここからが本番!
そして何ラウンドかが過ぎたあたりで、私のチップがかなり少なくなってきました。
ただ、その分私は常にハンドアド(手札の選択肢が相手より多い)の状態を取ってきて、
相手に9以外をかなり出させにくい状況にもなってました。
そして手札3枚差で迎えたラウンドにて。
もうここまでハンドに差がつけば流石に9以外出せないだろう…
こちらが違う数字を出していると思いこませてあえて9を伏せておくことで
一気にチップを取り返して逆転…というシナリオで進めていたら…
なんと相手が出してきたのは2。
パスを決め込んでいた私は早々の決着に当然対応できず0対30で完敗。
心を読まれていたのはどうやら私の方だったようだ…!
TRさん VS YKさん
するとここで2戦目にして勝利をもぎ取ったTRさんに対して
「自分が対戦する」と息巻いて宣言してきたYKさん。
ということで私はいったん休憩、2人のバトルを楽しく眺めることに。
序盤はお互い小さい数字を使う展開に。
ただチップ数的にはTRさんが結構勝ってます。
おまけにYKさんは0と1の連番が抜けているのに対しTRさんは0と3なので若干対応しやすい。
中盤過ぎたあたりの盤面。
もうお互いかなり手札を使っています。
しかもお互い似たような数字が捨てられているように見える。
一進一退しながらも相変わらずややTRさんリードで迎える最終局面。
そして…決着!
なんと、私が知る限り大体30対0で終わることの多いシノミリアですが
今回はYKさんの手札切れにて終了。
最後の最後で巻き返したYKさんの方がチップが多いということでYKさんの勝ち!
いやぁ、すごい戦いだった。
何せこの2人、1ゲームを1時間くらいやっていたんですから。
ヘイッDJ
だいぶお疲れのようで、いったん頭をそんなに使わないゲームを所望されたため
こちらの絵柄が楽しいゲームをチョイス。
場に出ているのと同じジャンルまたは同じテーマの曲カードを出していき、
出せなかったら直前に出した人の得点になるというシンプルなゲーム。
…なのですが、なーんか時々どこかで見たことのあるような曲名や歌手名が。
いや、気のせいだと思いますよ、当然、私は知りません(・∀・)
皆順調に枚数を重ねています。
今回は途切れず出せる場面が結構多かったこともあり、
途切れたときに一気に大量得点ということも何度かありました。
結果は…
枚数的には同じくらいだったものの、ボーナスが入る自分の好きなジャンルのカードを
多めにとれていたTRさんの勝利!
Silver & Gold
ホワイトボード仕様のカードを使った紙ペン系パズルゲーム。
もうこの頃には日付が変わっていたということもあり、
こんなガッツリ頭使うゲームでいいのか…という気持ちはありましたが
おススメ度高いし周りの人からも好評と言うとやってみたくなったようで。
出たパズルのピースを書き込み、全マス埋めたら得点がもらえる。
それ以外にも、コインを集めたりボーナスカードを埋めることでも得点が稼げます。
一度に手元に持って置ける書き込み中のカードは2枚。
このゲーム、もう何度もやってるんですけど未だに勝ったことがなくて、
ずっと惜敗続きなのでそろそろ…と思い、今回はコインたくさん集めつつ
紫のボーナスを狙う方針に。
最終結果。
YKさんの素点の高さやTRのヤシボーナス全埋めに戦々恐々としたものの、
YKさん108点、TRさん114点、私115点で超絶ギリギリ勝利!
いやぁ、何度やっても楽しいし絶妙に上手くいかないのが何とも…。
FATAL
緑のカジノロワイヤルという名前で日本語版も出ている、
緑なフリーゼ先生のルールのないゲーム。
めちゃくちゃネタバレになるので色々伏せてます。
ルールブックが入ってなくて、カードの山をめくっていくとルールが出てくるので
それを読みながらゲームを進めていくというスタイル。
Fast Forwardシリーズと呼ばれています。
私がプレイしたのは日本語版ではないのですが、翻訳シールがついていたので
それを事前に貼った状態で持っていきました。
で、この頃既に深夜2時とかでして。
それなりの分量のテキストのルールが次々出てくるのですが。
正直全然頭に入ってこなくて。
…途中までは何とかルールを理解してゲームをできていたのですが
後半のルールの意味が分からずにゲームが崩壊した辺りで諦めました。
こんな時間に誰もルールを知らない状態で遊び始める我々はどうかしているw
昼間から深夜まで12時間コース
と、いったところで流石に眠気も強くなってきたので解散。
ホントは10時くらいで切り上げる予定だったのですが
私が色々とまだ見ぬゲーム達を持ってきていたせいというかおかげというか、
結局2時半くらいまで遊んでました、学生に戻った気分。
ただ、やはり自宅ボドゲ会というのはよいものです。
ボードゲーマーじゃなくてもお互い気心知れているのである種のやりやすさがあるし。
ゲーマーじゃないからこそ生まれるドラマもやっぱりあるなぁって思います。
と、いうことで、次回があるか分かりませんがまた機会があれば。
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