スマホで大体なんでもできる現代、
ほとんどの人が多かれ少なかれソーシャルゲームに触れたことがあると思います。
かく言う私も以前は結構スマホのソシャゲにハマってましたし、
今でも当時ほどではないですがたまに遊ぶこともあります。
そんなソシャゲ時代にソシャゲをモチーフにしたアナログゲームが誕生しました。
その名も「ソシャゲ運営になろう!」。
ソシャゲにありがちな運営とプレイヤーのガチャを巡る確執(?)を忠実に(?)再現したボドゲ。
完全にタイトル買いしてしまったこのゲームを今回は紹介します!
プレイ人数 | 3~4人 |
プレイ時間 | 15~30分 |
コンポーネント (内容物)
コンポーネントはこんな感じ。
![](https://way-ontheboard.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_20190818_144427-1024x576.jpg)
まず右側にあるチップはお金。
これを使ってガチャをぶん回していきます。
次に、その上にあるのは運営側のカード。
この6枚が入っています。
![](https://way-ontheboard.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_20190818_144454-1024x576.jpg)
なんだかプレイヤーからしてみると頭を抱えたくなるようなタイトルの数々…。
そして下にあるのがいわゆるガチャから排出されるカード、全部で30枚。
中身の一部はこんな感じ。
![](https://way-ontheboard.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_20190818_144646-1024x576.jpg)
ソシャゲをたくさんプレイしていればしているほど、何かとにかく既視感を覚えるハズ。
でもきっと気のせい、そう、気のせいなんだ…たぶん。
(とりあえず私が元ネタ知ってるものをピックアップしたのは内緒だよ)
ちなみに上にあるのは全部レアリティがR(レア)以上のカード。
ではレアリティN(ノーマル)はというと…
![](https://way-ontheboard.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_20190818_144528-1024x576.jpg)
GO・RI・LLA!
いやなんでゴリラやねん!っていうツッコミももちろんなんだけど、
このゴリラ、説明文はともかくイラストまで全部違うという謎の気合いの入れ具合。
先生、頑張るとこそこじゃないです!
ちなみにこのゲーム、北国ゲームズさんというサークルが作られているのですが
このサークルが作った別のゲームにもやたらゴリラが登場するんですよ。
何故ゴリラなんでしょう、メンバーにめっちゃゴリラ好きな方がいるんでしょうか?
ゲームの流れ
ゲームは1人が運営サイド、残りの人がプレイヤーサイドに分かれて戦います。
勝利条件はいたってシンプル。
![](https://way-ontheboard.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_20190818_144707-1024x576.jpg)
こちらのレアリティUR(ウルトラレア)カードをプレイヤーがガチャから引いたらその人の勝ち、
誰にも引かれずプレイヤーの資金が尽きたら運営の勝ちです。
な、なんというブラックなゲームなんだ…!w
ゲームの準備ですが、
まず運営サイドがプレイヤーサイドに見られないようガチャの用意をします。
ガチャの作り方ですが、
まず勝利条件のレアリティURのカードと、
その1つ下のレアリティSSR(ダブルスーパーレア)3種各1枚、
そしてその他のカードの中からランダムに引いた1枚を抜きます。
![](https://way-ontheboard.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_20190818_144831-1024x576.jpg)
こんな感じ。
聖なる杯が今回ランダムで抜いたカードになります。
すると残ったカードは25枚となるので、それをシャッフルして
5枚ずつの山札を5つ作ります。
そして、最初に抜いた5枚を各山札に1枚ずつ、好きな場所に入れます。
この時、山札の何枚目に入れるかは自分で操作することができますが、
山札そのものを見ることは出来ないので注意してください。
ここまで整ったらゲームスタート!
プレイヤーはコインを使って好きな山札の1番上から1枚引くことができます。
![](https://way-ontheboard.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_20190818_144945-1024x576.jpg)
まぁ序盤では普通、当然SSRやURは出ません、運営が操作してますからね…w
しかし、N以外のレアリティのカードは何かしら効果がついています。
なのでコインでガチャを引く以外に、手札の効果を使うこともできる。
![](https://way-ontheboard.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_20190818_145043-1024x576.jpg)
こんな感じ。
カードによって普通に使えるものもあれば、手札を1枚捨て札にしないといけないものも。
例えば今回の「黒猫の魔法使い」はカードを1枚捨てる必要があるので
何の効果もないNカード「醤油」を捨て札にします。
(何故醤油なんだというツッコミは私がしたいくらいです)
すると、コインを使うことなくカードを1枚引くことができます。
しかも引く前に好きな山札の1番上のカードを見ることができるというオマケ付き。
つまり適当な山札のカードを見て良いカードだったらそのままそれを引けばいいし、
イマイチなカードだったら戻して別の山札を引くことができます。
こういった効果を上手く使っていくのがURへの近道かも!?
そして運営サイドはというと、テーブル調整やロールバックなどの運営側カードを使い
何が何でもプレイヤーがURを引くのを阻止する役割となります。
例えばロールバックは、プレイヤーの手札を見て好きなカードを山札に戻し、
そのプレイヤーに1コイン返すという効果。
SRやSSRはURに一気に近づける強力な効果を持ったカードが多いので
そういうのを勝手に回収してコインだけ戻しておくという悪逆非道な措置です。
え、えげつない…!
こうして誰かがURを引くかプレイヤーが破産したらゲーム終了。
URが引かれたら引いたプレイヤーが、
URが引かれなかったら引かせなった運営の勝利となります。
(プレイヤーはあくまでURを引いた人の単独勝利なので注意!)
なんというか、現代社会の闇を詰め込んだなかなかヤバいゲームです。
でもソシャゲをやったことがある人ならテーマが非常に分かりやすいので
笑いながら楽しめると思います。
そして何より、テーマ自体はネタに振り切れているのですが
ゲーム性自体は結構ちゃんとしていて、
遊んだ人は「ネタゲーだと思ったのに中身はちゃんとしてる…」とよく言ってますw
ソシャゲという現代ネタで楽しみたい人でも、一対多でしっかり遊びたい人でも
割と幅広く楽しめるゲームだと思うので、ぜひ笑いながら遊んでみてください!
おススメですよ(^^♪
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