チョコっと密輸

所持ボド紹介

本日、2月14日といえばバレンタインデー!
こんなご時世ではありますが、
チョコレートの特設会場はなかなかの盛り上がりを見せているようです。
私はあまり送ったりもらったりする文化はありませんが、無類のチョコ好きなので
各地から様々なチョコが集結するという意味で楽しみな行事だったりします( ´∀` )

さて、そんなバレンタインデーにちなんで本日紹介するのは
チョコレートをモチーフにした心理系パーティゲーム、チョコっと密輸!

チョコレートの持ち込みが制限されてしまった世界線。
規則を守るか破るか、あるいは袖の下作戦を使うか…
その選択はあなた次第!

プレイ人数 3~8人
プレイ時間 30~60分
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コンポーネント (内容物)

中身はこんな感じ。

左上がアクションタイル。
右上がチョコレートデザインの得点チップ。
下がチョコレートのカードとなっています。

カードは全部で4パターン。

チョコレートが0個のもの、1個のもの、2個のもの、そして3個のものがあります。
0個と1個が多く、3個は少なめ。

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ゲームの流れ

まずゲーム開始時、全員10チョコ持った状態で始めます。

5チョコ+1チョコ×5を受け取りましょう。

このゲームは持ち回りで1人が国境警備員を担当し、
残りの人が国境を越えようとする旅行者となります。

まず、旅行者には5枚の手札が配られます。

この手札のうち3枚を選んで使います。
2枚は、自分が持ち込む手荷物とします。

ただし、この国のルールとして、
1人の旅行者が持ち込めるチョコレートは1個までと決められています。
そのため、違反しないためには0個を2枚、
あるいは0個と1個を1枚ずつ伏せるしか方法がありません。

そしてもう1枚は国境警備員に対してチラつかせる賄賂になります。
何だかんだでたくさんのチョコを持ち込みたい、そんなあなたにおススメ!
これだけのチョコを渡すからチェックなしで通してください、
という意思表示をするカードとなります。

置き方としてはこんな感じ。

上に賄賂カードを、下に自分の持ち込む手荷物を置きます。
この場合、賄賂を2個チラつかせつつ自分のチョコを持ち込もうとしている、
という状態になります。

賄賂は最初は裏向きに伏せて置き…

全員のカードが出そろったら一斉にオープン!

これで旅行者の準備が整いました。
なお、余った手札は捨て札にします。

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さて、ここからは国境警備員のお仕事の時間です。
国境警備員は以下の3つのアクションを持っています。

  • 賄賂の受け取り
  • 手荷物チェック
  • 逮捕

アクションは上から順番に行います。
それぞれのアクションの回数はプレイ人数によって異なり、
例えば6人プレイの場合は賄賂が1回、手荷物チェックと逮捕が2回となります。
各アクションは回数内であれば何回しても構いませんし、しなくてもOKですが
一度アクションを飛ばした場合元のアクションに戻ることはできません。
(例:賄賂をせずに手荷物チェックに進んだ場合、賄賂はもうできない)

ではまず賄賂から見ていきましょう。
賄賂は、各旅行者が表向きにしているカードの中から
受け取りたい賄賂を選ぶというものです。

こんな感じ。
今回は0個、1個、2個の人がいるので、せっかくなら2個もらっちゃいましょう!
ただし賄賂を受け取った人については警備を通過させなければいけません。
当然ですね。

賄賂の対象者になった人は伏せカードをオープン。

まずは賄賂として自分の手持ちの中から賄賂カード分のチョコを警備員に支払います。
その後、自分の手荷物の数だけ場からチョコをもらいます。
今回は警備員に2個払った後場から3個受け取ります。

賄賂が終わったら続いては手荷物チェック!
伏せられた手荷物の中から1枚を選んでオープンすることができます。

1回のアクションで選べるのはあくまで1枚だけです。
さらに、2回のアクションを使って1人を2回調べることはできません。
あくまで気になる人に対して片方だけ見ることができるというアクションです。

選ばれたカードはその場でオープンします。

なんと!2個も持っているではありませんか!
この旅行者は密輸犯確定です。

今回はもう1アクションあるので別の人のチョコを確認できます。

出てきたのは1個のチョコ。
この旅行者は賄賂が2個なので、賄賂で通過しようとしたのならばもう片方のカバンに多く入ってそうですが
逆にそれを狙って0個にしていたら合法なので悩みどころです。

と、ここまでチェックしたらいよいよ逮捕のお時間です。
手荷物チェックはあくまでチェックなので逮捕の対象はここで選びます。
とはいえ…

今回は密輸が確定している人をとりあえず逮捕しておきましょうかw
逮捕の対象になった人は自分の手荷物をすべてオープンにします。

手荷物内のチョコは合計3つ。
当然この旅行者は持ち込み1個までというルールを破っています。
と、いうことで、持ち込もうとしたチョコは国境警備員が没収!

警備員は場から密輸しようとした数だけチョコを受け取ります。

さて、今回はもう1人逮捕できます。
なんとなく怪しそうな人を逮捕!

しかしこの旅行者の持っているチョコは1、つまり合法でした!
この場合誤認逮捕ということで、警備員側がペナルティを受けます。

まず、お詫びのしるしということで警備員から詫びチョコ2つを旅行者に渡します。
加えて、旅行者の持っているチョコが1つだった場合
上手く騙せたボーナスとして場から1個チョコをもらえます。

と、ここまで終わったら、残りの人はそのまま全員通過できます。
全員の手荷物をオープン!

1人は2つ伏せていたので2チョコ、もう1人はなんと4つも持っていたので4チョコゲット!
やはり賄賂2個も渡そうとした人は手荷物のチョコも多かったですね…
(というかルール守ってたの1人だけかよ!ということは往々にしてありますw)

ここまで終わったら次の人に国境警備員をバトンタッチして次のラウンドを始めます。
これを、ショートルールでは全員が1回、通常ルールでは全員が2回
国境警備員を担当したらゲーム終了。
ゲーム終了時最もチョコをたくさん持っている人が勝者となります!

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かわいいチョコと心理戦!

このゲーム、何種類ものチョコレートのデザインのかわいさとは裏腹に
しっかりした心理戦が楽しめます。
もちろん受け取った手札によってはあまり選択肢がないラウンドもあるかもしれませんが
賄賂を渡して大量に密輸するか?それとも合法的に持ち込むか?
あるいは賄賂も渡さずコッソリ密輸しちゃうか?
なかなか悩ましい塩梅となっています。

例えば、一見、賄賂を増やすと密輸しやすく見えますが
慣れたプレイヤーだと、賄賂多い≒手荷物多い→賄賂受け取らず逮捕
みたいなことをしたりします。
そうなると賄賂1とかの方が案外目立たずに密輸できるかも?
ただし微妙だからとチェックされるとアウトの危険性もあります。

そうなると裏をかいて賄賂多めで手荷物1個にして
上述の慣れたプレイヤーを誤認逮捕に引っ掛ける人が出てきたり。
しかしその賄賂を受け取ると言われた日には赤字です、悲しい…。

という、最初は単純な動きをしていても、だんだん分かってくると
裏の裏だか表だか分からない行動を皆がし始めてカオスです( ゚д゚ )
とはいえテーマはチョコレートだし、大人数での心理ゲームなので
あまりガチガチにはならずワイワイ楽しめるというちょうどよさ。

パーティゲームっぽさの中にあるしっかりとした心理戦。
ゲーム慣れしていない人から生粋のボードゲーマーまで、幅広くおススメできますよ!

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