SET

所持ボド紹介

ボードゲームには簡単なものから難しいもの、軽いものから重いものまで様々。
サクサク遊べるのが好きなライトゲーマーからじっくり思考派ヘビーゲーマーまで
一口にボードゲーマーと言ってもいろんな人がいるかと思います。

今回紹介するのは簡単だけど難しい、軽めのゲームだけど重いプレイ感、
ルールは比較的シンプルだけど思考が白熱するゲーム、SET!

初めて遊ばせてもらったとき、脳がフル回転する感覚がたまらなくて
思わず自分でも買ってしまったおもしろ難しいゲームです!

プレイ人数 1~20人
プレイ時間 30分
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コンポーネント (内容物)

中身はカードのみ。

81枚のカードが入っています (ブランクもあり)。

それぞれのカードにはいろんな図形が描いてあります。
同じカードは1枚としてなかったハズ。

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ゲームの流れ

カードに書かれた図形には4つの要素がそれぞれ3種類ずつ存在します。

要素 要素の種類
赤, 緑, 紫
丸, ひし形, 波型
1つ, 2つ, 3つ
塗り 塗りなし, ストライプ, ベタ塗り

これらの4つの要素すべてに対して、
「すべて違う」または「すべて同じ」という条件を満たしたものを「セット」と言います。

例えば上の画像の場合…

  • 色 …「すべて違う」(左から、緑, 赤, 紫)
  • 形 …「すべて違う」(左から、丸, 波型, ひし形)
  • 数 …「すべて違う」(左から、1つ, 2つ, 3つ)
  • 塗 …「すべて違う」(左から、ストライプ, 塗りなし, ベタ塗り)

となり、4つの要素において「すべて違う」または「すべて同じ」を満たしているため
この3枚はセットとなります。

もう少し例を出していきましょう。

この3枚の場合…

  • 色 …「すべて同じ」(左から、紫, 紫, 紫)
  • 形 …「すべて同じ」(左から、丸, 丸, 丸)
  • 数 …「すべて違う」(左から、1つ, 2つ, 3つ)
  • 塗 …「すべて同じ」(左から、ストライプ, ストライプ, ストライプ)

となり、やはり4つの要素において「すべて違う」または「すべて同じ」を満たしているため
この3枚もセットです。
「すべて違う」と「すべて同じ」が混在するのはOKで、
とにかく4要素が全部どちらかに当てはまっていればセット成立となります。

ではコチラは?

  • 色 …「すべて違う」(左から、赤, 紫, 緑)
  • 形 …「すべて同じ」(左から、ひし形, ひし形, ひし形)
  • 数 …「すべて違う」(左から、1つ, 2つ, 3つ)
  • 塗 …「すべて違う」(左から、ストライプ, ベタ塗り, 塗りなし)

これもセットです。
画像を見た瞬間パッと分かったあなたはセット力がありますよ!

最後。

  • 色 …「すべて同じ」(左から、緑, 緑, 緑)
  • 形 …「満たさない」(左から、ひし形, ひし形, 丸)
  • 数 …「すべて違う」(左から、1つ, 2つ, 3つ)
  • 塗 …「すべて同じ」(左から、ストライプ, ストライプ, ストライプ)

こちらは形が「すべて違う」でも「すべて同じ」でもないのでセット不成立。
1要素でも満たさなければNGです。

少し言い換えをすると、不成立の条件は2:1となっている要素があること。
この場合、形に対して ひし形2:1丸 となっているためこの3枚はセットではありません。

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最初は少しややこしいかもしれませんが、ここまで分かれば後はカンタン!
12枚並べられたカードの中からセットを探す、ただそれだけです。

こんな感じ。
セットが存在するように配置してみたので探してみてくださいね!
(答えはもう少し下で発表します)

セットを見つけたら「セット!」と宣言。
早い者勝ちでセット宣言した人からカードを取り、全員でセットかどうか確認。
OKなら無事ゲット、1点獲得!
NGならペナルティとして1点失います。
(ただペナルティは重いので、私は不慣れなプレイヤーがいる場合なしで遊びます)

タッチの差でセット宣言に負けた場合も、勝った人が取った3枚の中に
自分のセットに関わるカードがない(=残った9枚でセットできる)場合は
再宣言して取っても大丈夫だと思います。

その後、場のカードが12枚になるよう補充してゲーム続行です。

ちなみに、稀に(体感では1ゲームに1回程度)セットが存在しない組み合わせが
12枚並ぶこともあります。
(確率的には1/33だそうです)
その場合、プレイヤー全員が合意したら追加で3枚めくり、
15枚の中から探すことになります。

この場合、15枚からセットができて12枚になっても補充はナシで、
12枚の中からさらにセットが作られたら12枚になるよう補充します。
(15枚でも存在しない確率は1/2500らしいので、よく探せばまぁまずあります、
なかった場面には今のところ出くわしたことがないです)

そして、山札が尽き、かつ残った場札ではセットが出来ないと全員が合意したら終了。
最も得点の高い人が勝ちです。

と、いうところで、
上記の画像のセット探しの答えを発表します!

正解はコチラ!↓

分かりましたでしょうか?

ちなみに同じセットでも、「すべて同じ」の要素が多いほど分かりやすく、
「すべて違う」の要素が多いほど分かりにくくなります。
今回は、形と塗りの2要素が「すべて同じ」だったので比較的分かりやすかったかも?
見つけにくい、4要素が全部「すべて違う」セットを見つけたときの快感はすごいですよ!

※別解がないようチェックしたつもりですが、もしあったら教えてください…!

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お手軽ながら頭が沸騰!

口頭でルールを説明すると少しややこしいのは事実なのですが、
一度分かってしまえばあとの流れは非常に単純明快なのが良いところ。
また、今回はブログという性質上、文字と画像での説明だったので
分かりやすくなっていればいいなぁ…と思います。

そして、繰り返しているとだんだんセットがよく見えるようになってきて、
そうなると非常に白熱したバトルとなり楽しいです(*´▽`*)

特に、全員がなかなか見つからずに諦めムードの中で
見つけにくいタイプのセットを見つけたときは爽快感抜群!
1ゲーム遊ぶだけでもかなり頭を使うのでなかなか連戦するのは大変ですが、
個人的にはかなり面白いゲームだなぁと思います。

静まり返ってじっくり考える時間と、誰かがセットを見つけて盛り上がる時間、
緩急のあるゲームプレイを楽しみたい方にぜひおススメです!

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