舞台は話題のレストラン。
美食家の集まるそのお店では、ちょっと変わった風習があるという…。
ということで今回は美味しそうな料理が魅力的なゲーム、
食らうんを紹介します!
プレイ人数 | 3~5人 |
プレイ時間 | 10~15分 |
コンポーネント (内容物)
何はともあれまず見てほしいのがこちらの料理カード。
どうですか、めちゃくちゃ美味しそうじゃないですか?
最近とあるボードゲーマーと、
「料理系をテーマにしたゲームはやっぱり料理のイラストが大事だよねー」
って話をしたんですけど、このゲームこそまさに理想的なイラストだと思うんです。
今見ててもおなか減ってきました…w
さて、あれ食べたいこれ食べたいとか言ってたらそれだけでこの記事が終わっちゃうので
先に進みましょう。
各プレイヤーの手札はこんな感じ。
スプーン、フォーク、ナイフ、お箸の4種類のカトラリーが描かれたカードが
それぞれ2枚ずつ配られます。
ゲームの流れ
まず場札をこんな風にセッティング。
各カトラリーのカードの前に、山札から1枚ずつカードを置きます。
そして、この中からどの料理が欲しいか決めたら手札を伏せます。
渡り蟹のビスクが欲しい場合はフォークを伏せる、という風な感じ。
そして全員が伏せたら一斉にオープン!
この時、誰かとかぶった場合は料理を獲得することができません。
さらに使用したカトラリーのカードは捨て札になってしまいます。
逆に誰ともかぶらなかった場合は料理をゲットした上に今使ったカードも手札に戻ります。
こんな感じ。
かぶるのとかぶらないのとでは天と地ほどの差がありますね…恐ろしい((((;゚Д゚))))
そして誰も取らなかった料理はそのまま、空いた箇所には新たな料理を補充して
次のラウンドへ進みます。
終了条件は2つ。
- 誰かの手札が残り1枚になる
- 山札がなくなって、かつ4枚料理が並べられない
このどちらかを満たしたらそこでゲームは終了、得点計算に移っていきます。
基本的には獲得したカードに書かれている点数の合計がそのまま得点になります。
しかし、それに加えてフルコースを作れたらボーナス得点があります!
カードの端に書かれている、
「スープ」「お肉」「お魚」「デザート」の4種類のアイコンが揃っていれば
1セットにつきなんとプラス10点!
つまり点数が低いカードでもコースになるよう取っていけば高得点が期待できます。
例えば以下のような場合。
まず基本得点が3+2+2+8+7+5で27点。
さらにフルコースが1セットできているので+10点。
ということでこの場合の点数は27+10で37点となります。
この得点が一番高い人が勝ち!という分かりやすいゲームです。
ちなみに料理カードの中には特殊な効果を持つものもあります。
シェフのきまぐれは獲得した瞬間、山札の一番上をめくりそのカードを獲得します。
運が良ければ高得点カードをゲットできちゃうかも!?
調味料は好きな種類の料理としてカウントすることができます。
つまりスープ、お肉、お魚、デザートのうち1つ欠けていてもフルコース達成扱いに!
トレードは獲得した瞬間、既に獲得している料理カードを誰かと交換できます。
自分の低得点カードと誰かの高得点カードを交換すればグッと差がつく!
マンゴーのグラニテは既に捨てられたカトラリーのカードからランダムに1枚ゲットできます。
手札が増えると選択肢が増えるのでぜひ手に入れたい効果!
バッティング(人とかぶらないようにする)要素という意味では
以前紹介したハゲタカのえじきと同じタイプのゲームです。
しかし、こちらは獲得できる得点の選択肢が複数ある上、セットボーナスもあるので
より奥深い読み合いができるのが魅力だと思います(*´▽`*)
お手軽なゲームでありながら、
他の人の動向も気にかけつつなるべく美味しい料理をたくさん食べたい、
そんなジレンマが感じられるとても面白いゲームですよ!
↓現在はボドゲーマ様で扱っているようです↓
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