夏休みシーズンもいよいよ終わりを迎えようとしています。
学生の皆さんは宿題終わりましたか?
かく言う私は、最初はコツコツやろうとしながらも結局すぐにやらなくなって
ラスト1週間で溜め込んだ宿題と格闘するタイプでしたw
しかし学生時代が終われば夏休みなんて縁遠くなるものですよね。
というワケで、気分だけでも夏休みを味わえるゲーム、なつめもを紹介!
開封の儀もあるのでよかったら↓
プレイ人数 | 3~6人 |
プレイ時間 | 30~45分 |
コンポーネント (内容物)
最近(多分)急激に数が増えてきている紙ペンゲームの1つです。
鉛筆がついているのはもちろんなのですが、シートが2種類あります!
1つはカレンダーシート、ここに夏休みの予定を書き込んでいきます。
もう1つはひみつシート、シークレット情報の宿題の進捗と好感度を記入します。
ゲームの流れ
まず準備としてカレンダーシートに自分の名前と性別を書きます。
こんな感じ。
ちなみに性別は自分の本当の性別でもいいのですが、
プレイヤーの男女比に偏りがある場合はなるべく均等にすることを推奨します。
例えば男性4人、女性2人で遊ぶ場合は男性1人を女の子とする、といった感じです。
というのも、性別が得点に関連してくる場合があるため、
男女比が偏っているとそこで有利不利が出てくる可能性が高いのです。
もちろん強制ではないので、それでも構わない場合は変えなくても大丈夫。
そしてひみつシートには自分の名前、性別に加えて他プレイヤーの名前と性別も記入します。
こんな感じ。
ここまで出来たらゲームスタート!
スタートプレイヤーはそれを示す最初の言い出しっぺカードを受け取り
1週目の山札からカードを1枚めくります。
今回の夏休みイベントはショッピング。
イベントにかかる日数は1日。
得点は参加者が2人なら7点、それ以外なら4点です。(1人の場合は例外)
まず、カードをめくった人は1週目の何曜日に行くか宣言します。
ただし、自分の予定が既に埋まっている日はNG。
例えば今回の場合はまだ予定が一切埋まっていないので火曜日を選択したとしましょう。
次に、全員が今回のイベントに参加するかどうかを決めます。
皆決まったらせーので手を挙げて参加者確認。
この時、カードをめくった人も参加者確認します、つまり曜日を言うだけ言って不参加でもOK。
さて、ここでfruit(自分)、いちご、メロンの3人のプレイヤーが手を挙げたとします。
すると参加者は3人なので今回のショッピングの得点は4点。
参加した人は全員、自分のカレンダーシートにイベントと点数を記入します。
こんな風に。
そして、カードの点数が書かれた枠の左上辺りにハートマークがありますよね?
これは今回得られた好感度を表しています。
ショッピングイベントではハートが1つなので、
そのハートを今回参加した他のメンバーの誰かに割り振ることができます。
fruitから見た他の参加者はいちごとメロンの2人。
ハートは1つなので、そのうちのどちらか1人にハートを振ります。
場所はひみつシート。
例として今回はメロンに割り振ってみたのでこうなります。
一緒に行った人と仲良くなった感じですね。
ちなみにイベントによってはハートが2つ書かれていることもあります。
この場合、1人の人に2つのハートを書いても、2人の人に1つずつハートを書いてもOK!
また、イベントによっては宿題が進んだり称号がもらえたりする場合があります。
称号はカレンダーシートの下に、宿題はひみつシートの上側にあるので
それぞれチェックします。
ここまで記入したら次の人の手番に移っていきます。
そして1週間に6個のイベントが公開されたらそこでその週は終了となります。
今週の私のカレンダーはこうなりました。
里帰りは誰かと一緒に行くのではなく個人個人で行くのでハートはもらえませんが
行くと無条件で宿題が進み、称号ももらえるイベントです。
そのため称号欄の「かわいい孫」にチェックがついています。
そして、最後まで予定が入らなかった日は宿題を進める日になります。
カレンダーの宿題の日、水曜勉強会の枠にチェックを入れましょう。
まずは水曜勉強会から。
水曜勉強会は、水曜日に予定を入れなかった人が全員参加となります。
皆で宿題をするので確実に宿題が進むのはもちろん、
ワイワイ楽しいので得点も入り、しかも誰かと一緒なので参加者にハートも振れる
かなり美味しいイベントです!
大抵の人は参加することになるので、
逆に少人数参加を狙う場合は水曜にイベントの予定を入れるのもアリかもしれません。
そして残った日はお家で宿題をする日。
何ページ進んだかはダイスで決めます。
今回は月曜と木曜が宿題の日なので、ダイスを2回振ることになります。
基本的には少しずつ進む宿題ですが、6を出した場合は1ページ多く片付けることができます。
逆に1を出してしまった場合サボってしまい1ページも進みません…。
しかし、遊んじゃった分楽しかったので少しポイントがもらえます。
さらに称号も手に入るので1回はサボっておきたいかも!?
(ただし同じ称号を2回目以降取っても意味がないので1ばかり出ると大変です…)
ちゃんと宿題する日を確保していたらこんな感じになるハズ。
宿題ノルマは4週間で25ページ。
今週7ページ終わったのでかなり順調と言えるでしょう。
これを4週間分繰り返したらゲーム終了。
ちなみに週によって使うカードも変わります。
あとの週になればなるほど得点も上がる傾向があります。
しかし、4週目は水曜勉強会と宿題の日で進む宿題のページ数が増えるので
いつ遊んでいつ勉強するかはかなり悩ましいところ。
そして得点計算。
まず基本点はイベントや勉強会、宿題サボりで手に入れた点数を合計します。
カレンダーの右側にその週の得点とここまでの累計得点を記入する箇所があるので
1週間終わるたびに計算して入れていくと分かりやすくていいと思います。
(こういう細かな心遣い好きです)
次に宿題の得点。
宿題はノルマが25ページなので、到達しなかった人は1ページにつきマイナス10点…!
これはかなり痛いです、遊びすぎに注意!
また、26~30ページは予習のページとなります。
やらなくてもペナルティはありませんが、やっていると1ページにつき2点もらえます。
さらに、30ページまですべてやり切ったそんなあなたには「全てを予習せし者」の称号が!
その後、称号の得点。
計算方法は手に入れた称号の数×手に入れた称号の数、つまり獲得称号数の2乗です。
称号は多くの場合、1人でイベント参加したときにもらえます。
1人の時は得点も低く、他の参加者がいないためハートも割り振れませんが、
その分称号をたくさん集めることで得点を伸ばすことができます。
また、参加するだけでもらえる場合や宿題サボり、宿題コンプ等の称号もあるので
その辺りは集めておきたいところ。
そして最後に好感度、ハートの得点!
これは誰かに割り振ったハートの数が1位だった場合にもらえるボーナスです。
例えばfruitに対していちごが3、メロンが6、ももが5、他2人が0のハートを振っていた場合
最多のメロンに10ポイント入ります!
これを全プレイヤー分行ったらハートの得点計算は終了。
ちなみに1位が2人以上いた場合は全員に5ポイントとなります。
これらの基本点、宿題点、称号点、ハート点の4つの得点を合計して、
一番高かった人が勝者、夏休みを一番楽しんだ人となります!
まずイベントカードが単純に楽しい!
海水浴やBBQといった定番イベントはもちろん、ボードゲームが入っているのが良い。
一緒に遊ぶ人は大体ボードゲーム好きなので皆うっかり手をあげちゃいますw
また、称号もかなり面白いです。
「仲良し家族」や「サボり人」とかはまぁ普通ですけど、
「人間火力発電所」「河童の末裔」「自称ライフセーバー」とか爆笑すぎですw
よくこんなネタ思いつくなと感心…。
そして、楽しい思い出に好感度、宿題と
夏休み要素をしっかり落とし込んだゲーム性は素晴らしいの一言。
正直、初めて遊ばせてもらったときはイマイチ乗り気でもなく人数合わせで入ったのですが
これがめちゃくちゃ面白くて私にハマってて、気づいたら買ってました←
ゲームとしてはもちろん、フレーバーもしっかりしててノリやすいので
これはかなり万人におすすめできるなと。
ボードゲーム好きな方は当然のこと、普段ゲームをやらない人でも
昔を懐かしみながらぜひ楽しんでいただきたい一作だと思います(*´▽`*)
↓購入はコチラ↓
コメント